・機械式(回転歯)がメジャーでありつつも、状況によってはまだまだ手刈りも現役
・防草シートと除草剤は使い方が大事、前者は材料選定と設置方法、後者はロケーション
・最新では蒸気を使った除草もある、その他ICT的なものも(ラジコンや自動型等)
・何を採用するかは、目的や予算に合わせて計画的に!
手刈りは今でも現役です
土木施工として専門に括るのものか怪しいですが、土地あるところに除草作業ありと言っても過言ではないのかなと。もちろんアスファルトやコンクリートやシート張っていれば別ですが。
そんな全国各地で行われている除草ですが、皆さんのイメージとしては機械式の回転歯でウィンウィンと刈っているのがイメージとして強いでしょうか。
除草工事の経験もありますが、基本は皆さんのイメージの通り機械で刈りまくるのですが、機械で傷つけてはいけないような設備(ケーブルとか)ある時は、手刈りで地道に刈りまくっているのが現状です。ICT全盛期のこのご時世になんとも悲しい、、、
防草シートとか除草剤による対策って効くのだろうか
まず、ここ10年くらい街中でも見かけることの多い防草シートですが、最初の材料選定と設置を丁寧に行えば10年くらい耐えてくれます。
材料はきちんと耐候性のあるものを選んだり、人が踏むようなところはある程度の厚さを持たせたりとこんな感じです。
設置については、土壌に合わせてきちんと長さのあるアンカーを使ったり、コンクリート部分にアンカーを打ったりと、固定状態がズレないようにすることが大事です。
この二点気を付けるだけで持ちが全く違うので、自分で家に設置する人は是非気にしてみるとよいかも
次に除草剤ですが、効きは良いけどロケーションに注意が必要です。斜面の近くの草を除草剤で枯らせてしまうと土が痩せて、雨が降った時に崩れてしまう恐れがありやす。。。
ただの平場とかで使う分には除草剤は選択肢としてよいと思います。あとはそこで、ペットとか子供が遊んだりしないところを選ぶと良いかなと。
除草方法の最新
ここまで、回転歯で刈り倒したり、手刈りで刈ったり、除草剤撒いたりと書いてきましたが、最新の除草方法にも触れようかなと。
それは蒸気除草です。名の通り、蒸気を使います。蒸気を草にぶっかけることで枯らせるという方法です。回転歯のようにケーブルを傷つけたり労災の危険性が低く、手刈りほど効率低くなく、枯らせた草が覆いかぶさることで、再度草が生えるまで時間がかかるため除草効果が長続きするという方法です。
開発元は鉄道総合技術研究所で、農業で用いられていた除草方法から着想を得たとのことらしい。
その他にもラジコン式の除草機械とか、完全自動のものを開発したりとICT寄りのものも続々と出てきそうな感じです。
ただ結局のところは、自分の除草の目的や予算と合わせて除草方法を選択するのが大事です。
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