失敗と聞いてマイナスなイメージを持っていませんか?
失敗した時やる気をなくてしてそのまま放置していませんか?
正しい失敗の仕方を理解すれば失敗は歓迎すべきものだとわかります。
正しい失敗を積み上げ成果を最大化しましょう。
失敗へのアプローチの種類
クローズド・ループ
失敗した際の原因や情報、状態について誤った解釈(自分に責任はない、防げなかった、偶発的に起こったものだ)をしたりそもそも追究をせず、進歩や改善に繋がらない状態のことを指します。
オープン・ループ
失敗に対して適切に対処し、原因の追求や情報の把握を通して、改善がなされ失敗が次に生かされる状態のことを指します。
クローズド・ループに陥らないためには?オープン・ループで失敗に対処するためには
姿勢
そもそも失敗に対して失敗と認めることができているだろうか?と自分に問い正してください。
この失敗は偶然起こったものだから、、、
と自分には関係ない、そもそもこれは失敗ではないと片付けていませんか?
失敗を認めることは怖いことでもなければ格好悪いことでもありません。
むしろ
この失敗は私のせいではない、それは○○さんが~
と言い訳している自分を想像してみてください。格好悪いなとなりませんか。
失敗に対して向き合う姿勢を正しく持つことで、自分の成長やチームの進化に繋がることを意識することで失敗に正しく向き合う姿勢が持てるでしょう。
価値
失敗に対して、
- 時間をかけて調査することに価値はあるだろうか?
- 調査に時間やお金かけるのであれば、さっさと次に取り掛かった方が経験値が積めるのではないか?
これは間違った認識です。時間やお金を費やさなかった時に失うものは大きいです。
失敗を看過してしまうと、そこから学び成長する機会が失われてしまい
結果として最も「費用対効果」が悪い結果になります。
フィードバック
そもそも本人の意思によらず失敗を失敗として知ることができなかったらどうでしょうか。
暗闇の中でゴルフの練習をしているのを考えてみましょう。
- どの方角に飛んだのか
- どれだけ飛んだのか
- まっすぐ飛んだのか
- どれくらい曲がったのか
暗闇だと上記の情報が何もわかりません。
このような状況で練習をどれだけしても上手くなることを決してありません。
失敗しているのか上手くいっているのかわからないのだから。
正しくできているのか、どこか失敗しているのか、正確なフィードバックを得ることが重要です。
そしてフィードバックはタイミングも重要です。
十分に時間が過ぎた後にフィードバックが得られても記憶が薄れてしまい、効果的に機能しません。
100球前の打球に対してフィードバックをもらっても自分がその時どんな球をどんな風に打ったか覚えていられるでしょうか?
100球前の打球ですが、〇ヤード飛んで、角度は~
100球前のことなんて何も覚えていない、、、
適時適切にフィードバックをもらえるよう仕組みを作ることがとても大事です。
まとめ
失敗の種類は2種類、クローズド・ループとオープン・ループ
クローズド・ループ
失敗に対して適切に対処せず成長に繋がらない
オープン・ループ
失敗に対して原因追究や情報把握を適切に行い、改善し成長に繋げることができる
クローズド・ループを防ぎオープン・ループで失敗に対処するには
姿勢・価値・フィードバックの3点について認識し、失敗と向き合う
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